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【産科ナースから全ての女性へ】子宮頸がん検診は必ず行った方がいい3つの理由、のお話。

こんにちは、ボンママです。

今日は、全ての女性に知ってもらいたい『子宮頚がん』についてのお話です。

数年前に、子宮頚がんワクチンの副作用がメディアで話題になり知った方も多いかと思います。
例え少ない確率でも、副作用がこわいという気持ちはとてもよく分かるので、ワクチン接種を強く勧めるつもりはありません。

でも、絶対に受けてほしいのが『子宮頚がん検診』です。

それはなぜなのか、説明していきたいと思います。



【目次】


検査が比較的簡単

子宮頚がんの検診は、子宮頚部の細胞を擦り取って、細胞診検査という検査をします。
子宮頚部は、膣からほど近い所にある子宮の入り口なので、検体をとるのが比較的簡単です。

もっと身体の奥の方の臓器の検査、例えば胃カメラなどと比べると、苦痛の少ない検診と言えます。

がんになる前段階からの変化が解明されている

これはどういうことかというと、子宮頸がんは組織が「がん」という状態になる前に、『異形成』という状態の変化が起こります。

検診を受けて、この『異形成』のうちに発見しておけば、がんになる前に対処することができるのです。

ちなみに、軽度と中等度の異形成の場合は、基本的には経過観察をします。

なぜかというと、中等度異形成の場合、病変が自然に消失する割合が、5年後で約40%、10年後では約50%だからです。
がんへ進行する割合は、5年後で約30%、10年後で約40%なので、中等度異形成で慌てて手術をする必要はないことが、割合から見ても分かります。

一方、高度異形成になると、この割合に一気に変化があります。

高度異形成は、病変が自然に消失する割合は、5年後、10年後で約10〜20%しかなく、がんへ進行する割合が、5年後10年後で約60〜70%にもなります。
なので、高度異形成の状態では、一般的に手術が勧められます。

高度異形成の状態での手術は、子宮を全て取る必要はなく、『円錐切除術』という、子宮頸部の入り口を円錐型に切り取る手術で大丈夫な場合が多いです。

円錐切除術は、脊椎麻酔で行うことができ、手術時間も30分くらいと短く、入院日数も数日と短くて済みます。
また『LEEP』という、更に簡単な手術ができる場合もあります。

これらの手術は、子宮を残すことができるので、今後妊娠を望む人に、妊娠の可能性を残すことができます。

高齢の方や、「もう妊娠は望まないし今後がんになる可能性の方がこわいです」という方などは、『単純子宮全摘術』を行う場合もあります。


初期病変は自覚症状がないことが多い

子宮頚がん検診を勧める3つ目の理由は、この「初期病変は自覚症状がないことが多い」です。

子宮頚がんの症状は、不正出血や腹痛などがありますが、2つ目の理由で書いたように、子宮頚がんが「がん」となる前に気づいて対処できる病気であっても、これらの症状が出てからでは、高度異形成やがんの状態になっていることが多い、ということです。

なので、「症状が何にもないから大丈夫」ではなく、定期的に検診を受けることが大切なのです。

子宮頚がんには、初期のがんであるI期から、末期であるⅣ期までの、4つのステージがあります。
それぞれのステージでの5年生存率は、

  • Ⅰ期 約90%
  • Ⅱ期 約70%
  • Ⅲ期 約55%
  • Ⅳ期 約25%

となります。

これを見ても、早期に発見して治療することの大切さが分かりますね。

では、検診は何歳頃から受けるとよいのでしょう?

頚がん発症に関係するウイルス

さて、ここでちょっと、ウイルスのお話です。

子宮頚がんの発症には、『パピローマウイルス』というウイルスが関係しています。

このウイルスの中で、人に感染する型は100種類以上が特定されていて、その中で30〜40種類の型が性的接触によって感染します。
このうちの約15種類が発ガン性であり、子宮頚がんを引き起こす可能性があると言われています。

「何歳から検診を受けたらいいか」の明らかな答えはありませんが、このようなことから、性的接触の経験がある人はパピローマウイルスに感染している可能性があるので、子宮頚がん検診を受けた方がよい、と言えるのではないでしょうか。


ワクチン接種について

最後に、子宮頚がんワクチンについて少しだけ。

このワクチンの優先接種対象は、11〜14歳女児になります。
全ての型に対して有効なわけではなく、検出頻度の高い発ガン性パピローマウイルスのワクチンになるので、接種後も検診は必要になります。
そして、予防ワクチンになるので、感染したパピローマウイルスを排除するわけではありません。

世界的には、パピローマウイルス感染率の減少などにワクチンの効果があるとされており定期接種導入を推奨されていますが、日本ではそれ以上にワクチンの副反応がクローズアップされた経緯から、今では積極的推奨は中止されています。
定期接種の指定は継続されており、副反応については救済されることになっています。


まとめ


今回は、子宮頚がんについて簡単にまとめてみました。
子宮頚がん検診の必要性を少しでも感じて頂けたでしょうか?

市町村によっては定期検診を無料で受けられる所もあるので、ぜひ女性の皆さん、子宮頚がん検診を受けましょう。


お読みいただきありがとうございました(╹◡╹)


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